パート紹介
埼フィルがどんなオケかを知ってもらうために、各パートのみなさんに、自分のパートの紹介を書いてもらいました。
こうしてみると、じつにバラエティー豊かというか、個性的な人の集まりみたいですね。トゥッティーは、大丈夫なんでしょうか???
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弦楽器
パート | 紹介文 |
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ヴァイオリン | ご存知のように、バイオリンは、通常1stと2ndに分かれて演奏をしています。 1stがハンバーグにおけるジューシーなお肉なら、2ndは飴色に炒めあげた玉ねぎのようなもんでしょうか。うっとりするような味わいのためには、どちらも役割を自覚しつつ、ひとつにまとまってお客様の前に出ていかなくてはなりません。さあ、お肉とタマネギが渾然一体となった、おいしいハンバーグのような演奏ができるでしょうか!? ■パート分け 本人希望を尊重しつつ、演奏会や曲によって、1st・2ndのメンバーをちょこちょこ入れ替えています。 ■練習 全体練習以外に、コンマスやトレーナーによる弦セクション練習やパート練習をすることがたまにあります。(通常の練習計画に組込まれている場合と、練習日の午前中に別途行う場合とがあります) ただし、埼フィルの練習はほぼ隔週なので毎週日曜がつぶれるわけではありません。 練習のない週に別のアンサンブル活動をしている人もいます。 ■メンバー 楽器経験については「物心つく前からヴァイオリン教室にいってた」から「オトナになってから楽器を始めた」まで、数十年の幅があり、オケの経験も人によって様々です。新入社員、中堅社員、幹部社員、主婦、子育て中、子育て一段落など、年齢も、出身地もかなりばらばらな集団ですが、パートリーダーは、おおむね、まだやったことのない人が順々に持ち回りでやるなど、和気あいあいとしたパートです。 |
ヴィオラ | ビオラ、エキストラなしです。 ざわつく舞台。 演奏会当日のリハーサルの際に、エキストラ(賛助)の方をご紹介するタイミングで起こる光景です。 埼玉フィルの演奏会にお越しいただきましたら、是非プログラムの最後の方、団員の名前をご確認ください。 ビオラパートにはエキストラ(賛助)を示す印がほぼありません。あっても1個程度です。 これ、アマチュアオーケストラとしては快挙なのです。しかもこの状態をおおよそ10年続けています。 多くのアマチュアオーケストラにとって、ビオラパートというのはほぼ限界集落のようなもので団員が3人もいたら御の字、場合によっては「独り」などという事もあります。 楽器的に珍しくてバイオリンやチェロほど知名度がなく、新しく入ってくる方は稀なのです。 ですから、ほとんどの場合ビオラパートはエキストラさんのご助力で演奏会が成り立っています。 それが、エキストラ・ゼロ。事情を初めて知ったバイオリン周辺のエキストラさんがざわつくのです。 時々1名だけエキストラさんがいらっしゃいますが、その方はわざわざ北海道から埼玉フィル楽しいって来て下さる方で、気分はほぼ団員です。 あと実は1名、バイオリンに出向しています。帰ってこないかな。 なんでこんなに居ついてしまったのか、それは当人たちも良くわかっていないのですが、どうも人数が多いから辞めない、というのが一番大きい理由の様です。 人数が少ないと、トップ(一番前)で弾く回数が多くなります。 管楽器の方は喜ぶのでしょうけど、弦楽器は慎ましやかなので(笑)、あまり喜びません。 実際、出産の間出演回数を抑えて今また復帰されている方、ご家庭の事情で出演する曲目を絞った方、お仕事の都合でどうしても今期はお休みという方、等そういう個々の事情にも対応することができています。 働き方改革みたいですね。趣味ですけど。 そんなわけで、みんな居心地が良いようです。 ホワイトなビオラパート。 後は指導者の方にビオラの方が多いのもあるかもしれません。 埼玉フィル弦楽器トレーナーは元日本フィルビオラ主席の後藤先生。 他に、弦の分奏や全体合奏も観ていただく、古楽も弾くT先生。最近ビオラのパート練習を見ていただいている、別のT先生。 3人もビオラの先生に指導者として関わっていただいているので、いろいろ相談しやすいというのもあるのかもしれません。 現在10人の団員で活動していて、仲が良いしお互いの事もよくわかっていてやりやすいのですが、問題点は 毎年平均年齢が確実に1歳上がる という事でしょうか。 昔はみんな楽譜がA4サイズでOKだったのに、今はB4が主流になっているビオラパート。 確実に歳を重ねていますが、演奏はその分熟成されていると信じたい、パートリーダーでした。 |
チェロ | (※編集中) |
コントラバス | (※編集中) |
木管楽器
パート | 紹介文 |
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フルート | 私たち埼玉フィルフルートパートは、男性1名、女性3名の計4名で、いつも和気あいあいと楽しく活動しています。 フルートはオーケストラの中で高音域を担当し、素敵なメロディーを演奏することが多く、楽器を横に構える姿から優雅な印象がありますが、音を出す際に半分程度息を捨てるため、いつも酸欠と戦っています…。 そんなフルートの特筆すべき点は、なんといっても「種類の多さ」です。フルートメーカーは国内外を合わせて50社以上あります。また、楽器を作る材質も様々で、一般的な銀・金・木に加えて、プラチナや象牙、プラスチックなどがあります。さらに、一口に銀や金といっても、純度によって違いがあります。銀は銀の含有量によりAg900、Ag925、Ag958、Ag970、Ag997など種類があり、金も金の含有量により、5K、9k、10K、14K、18K、19.5K、22K、24Kなど種類があります(数字が大きくなるほど純度が高くなります。金は値段も高くなります…。)。 そして、フルートのどの部分にどの材質を使うかという選択があります。具体的には、息があたるライザー、唇をのせるリッププレート、頭部管、管体、キーメカニズムなど、場所ごとに使う材質を変えることができます。そのほかオプションとして、管の厚さ(heavy・light)、トーンホール(ドローン・ソルダード)、キィメカニズム(カバード・リング)、足部管(C管・H管)、Eメカニズム(あり・なし)など、選択肢は星の数ほどあります。 数多くの選択肢の中から理想のフルートを選ぶのは、相当のこだわりがあるはず! ここで埼玉フィルフルートパートが伴侶フルートを選んだ理由をご紹介します。 Kさん 日本製・管体18K「亡き師匠と同じメーカー(ムラマツ)、大編成でも光り輝くようなソロを吹きたくて、新宿本店で選びました。」 Mさん 海外製・管体14K「製作者の方が「雪の降る日につくった」と話していた201番が私の相棒☆彡こうしたい!という私の思いをとことん叶えてくれる子です。でも、時々使っている純銀も、高校に入学した際に母が買ってくれた、一生の宝物です☆彡」 Yさん 海外製・総銀「フルート、ピッコロともに同じメーカー、試奏した時の音色に一目(耳?)惚れしました!きちんと吹かないと鳴ってくれず、いつも吹き方のチェックをしてくれるデキた相棒です☆彡」 Oさん 海外製・木管「憧れの奏者が木管フルート吹きだったので。金属管に比べて管が太くて持ちやすく、素朴で温かみのある音色が気に入っています。ちなみに、サブ楽器も木管です。」 いかがでしたでしょうか? 材質も様々、理由もそれぞれですが、きっとパートからでる音はまとまっているハズ! 是非演奏会に足をお運びいただき、銀・金・木と異なる材質の音色にも注目してもらえたらと思います。 |
クラリネット | 男子1名、女子3名のクラリネットパートは、今のメンバーになって10年経ちました。 その間、結婚や出産を経験して、身も心も成長した4人の奏でる音は、成熟した大人の雰囲気を醸し出していることでしょう(そう思っているのは本人たちだけ?)。 もう長い付き合いなのでお互いの性格も曲の好みも熟知しているので、毎回演奏会ごとのパート決めは流血の惨劇もなく、なごやかに速やかに行われます。 演奏だけでなく裏方でも活躍(?)しているクラパート、これからますます熟成してレベルアップ目指します! |
ファゴット | 埼玉フィルのファゴットパートは、希少楽器ながら正団員が4人居ます! なんと幸せ(はーと) 長年埼玉フィルを支えて来たお父さんと、お父さんを慕う3人娘です。 人生のお供に音楽とファゴット(とお酒)がある幸せを、4人で堪能しています♪ |
金管楽器・打楽器
パート | 紹介文 |
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ホルン | 埼玉フィルのホルンパートは、正団員6名。 ホルンならでは!?の個性豊かなメンバーが集まったチームです。普段の練習では切磋琢磨しながら、最近では、まとまりのある音が出せるようになってきたかな?と少しずつ手応えを感じています。 とはいえ、楽器を置いたらついついマウスピースや音楽のコアな話で盛り上がりがち。飲み会でも話題は尽きず、結局ずっと音楽談義をしながら飲み過ぎた‥なんてこともしばしば。 そんな音楽、ホルン好きが集まったパートです(*^^*) |
トランペット | 私達トランペットパートは男性3人、女性1人の計4人で活動しています。 オケの練習が無い日は金管アンサンブルの練習を楽しんでいます。 ◇メンバー T.A こよなくクラシックを愛し繊細な音から迫力のある音までバリエーションに富んだ音色の持ち主。ビールが大好きなドクターX M.A とても明るい音色でJAZZが得意。でもクラシックもお酒も大好きなムードメーカー T.M とても柔らかく艶のある音色を持つトランペットパートの大将。 山登りと温泉も大好き Y.M 最初は1本のトランペットしか持っていなかったのにいつのまにか本数が増えている…クラシックと旅行が大好き どちらかと言うと下吹きが得意 こんな個性に富んだトランペットパートはどんな曲にも挑戦し、成長し続けます。 |
トロンボーン | トロンボーンを担当するのはマイペースなU氏、脳天気なT氏、いつもビシッと決めてるH氏の3人です。 トロンボーンの聞かせどころは、美しいハーモニーと力強い演奏です。 ……が、豊かな低音で支えるU氏と美しい高音を奏でるH氏の狭間で、音程の定まらないT氏がなんとか合わせようと四苦八苦しております (ちょっと挙動不審です)。 さらに、フラットやシャープをよく見落とし、指揮者や他の奏者から睨まれています(T氏は反省してください)。 こんなトロンボーン中年オヤジ隊ですが、美しいハーモニー、豊かな音色、力強い旋律を奏でるべく頑張ってまいります。 |
打楽器 | 打楽器はティンパニ、小太鼓、大太鼓、シンバル、トライアングル、タンバリン、シロフォン、グロッケン、ドラ、カスタネット、 チャイム、ピアノ、チェレスタ、ラテン楽器、ウィンドマシーン、サンダーマシーン、笛にいたるまで、あらゆる楽器を扱います。 打楽器は人の声とともにプリミティブなものでありながら、現代の作品にも幅広く使われています。 時には「はじめまして!」の楽器もあり、いろいろな楽器に対応するには、基本的な動きをメトロノームに合わせて練習すること、 楽器のツボをおさえ仲良くなること=いい音を追究すること、指揮やアンサンブルに合わせる拍を感じながらの「呼吸」が大切です。 後ろからアンサンブルを整えるため、前向きに発信することを心がけて日々合奏に取り組んでいます。。 |